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永松ファルクNagamatsu Faruk
調査・提言

調査・政策提言

バングラデシュ大使館と日本外務省に提出した文書、および同じ規律で書かれた新しい論考。いずれも主要数値・要点・提言・出典を備える — 意見ではなく論理、論理ではなく数字。

本人の文書より

政策分析

留学生は日本からの送金の最大の源泉である:2022〜2024年データ

法務省統計では3年間で9,275名のバングラデシュ人学生が来日した。学生の月収と生活費の保守的モデルでも年間約180万タカの貯蓄が可能で、技能実習・特定技能労働者を大きく上回る。しかし政府の人材計画に留学ルートは位置づけられていない。

  • 3年間で9,275名。公式計画に含まれない最大の送金源。
  • 学生1人当たり年間約180万タカ(モデル)。就労ビザの10倍。

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9,275
来日学生数(2022〜24年)
25.6%
COE取得後のビザ不交付率
৳1.8M
学生1人当たり年間貯蓄(モデル)
行動計画

5年間で55,000名の学生:2026〜2030年ロードマップ

日本政府は留学生受入目標を30万人から40万人に引き上げた。AJLIBとBSSAJが連携し、2026年から年10%増、4学期制で計55,000名を送り出す計画。JASSO認定校ネットワーク、質の向上、大使館協力による国際教育フェアが柱。

  • 日本の目標は30万→40万人。シェア拡大の好機は今。
  • 200事業者×45名×4学期。年9,000名から2030年に13,231名へ。

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55,000
学生数(2026〜30年)
10%
年間成長率
200+
バングラデシュの留学コンサル事業者数
政策提案

COE不交付者のための特定技能ルート:5年間で8,200名超の技能人材

毎学期、申請者の15〜20%がCOEを取得できず、2度目の不交付で多くが断念する。提案は、N4取得者を特定技能(SSW)ビザへ誘導し、未取得者にはN4取得を促すこと。年25%成長で2026〜30年に8,206名。

  • 毎学期15〜20%がCOE不交付。2度目で多くが脱落。
  • N4取得者はそのまま特定技能候補。新たな研修は不要。

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15–20%
学期ごとのCOE不交付率
8,206
特定技能人材(2026〜30年、予測)
25%
想定年間成長率
政策提案

日本語試験の受験枠不足と資格の同等な承認

JLPTは年2回、各回6,000〜7,000席で2〜3日で満席となり、学生の20%は受験すらできない。JFT-Basicの枠は数時間で埋まる。日本政府は10種類の試験を認めているが、バングラデシュでは実務上JLPT以外の資格でのビザ取得が難しい。他国では認定試験のいずれか1つで足りる。

  • 年2回のJLPT、6〜7千席が2〜3日で満席。20%が受験できない。
  • 日本は10試験を認めるが、バングラデシュでは実質1つ。その格差が問題。

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2×
JLPTの年間実施回数
6–7k
1回あたりの受験枠
20%
受験できない学生の割合
外務省への書簡

週28時間と生活費:学生の持続可能性という課題

日本の留学生の就労上限は週28時間だが、都市部では住居費・食費・光熱費・交通費・保険料が合法的な収入で賄える水準を超えている。BSSAJの書簡は就労拡大の要求ではなく、尊厳・法令遵守・持続可能な学生生活のための政策対話の要請である。

  • 週28時間の合法収入では都市の住居・食費・保険を賄えない。生存の問題。
  • 書簡は就労拡大の要求ではなく、尊厳と遵法のための政策対話の要請。

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28h
法定の週間就労上限
3
提起した課題数

本人の文体で作成した草稿

公開データと本人の公表した立場に基づき作成。承認まで草稿として表示。

政策論文草稿・レビュー中

技能実習に代わる育成就労:2027年までにバングラデシュが整えるべきこと

2024年6月、国会は30年続いた技能実習制度を廃止し、2027年までに施行される育成就労制度を法制化した。新制度は3年で特定技能1号の水準まで育成することを目的とし、条件付きの転籍を認め、渡日前に一定の日本語能力を求める。バングラデシュの研修・語学・送出体制を今からこの枠組みに合わせて再構築する必要がある。

  • 技能実習は終わり、育成就労は特定技能への準備ルートである。
  • 渡日前にA1/N5、3年以内にA2/N4。語学が入場券になる。

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2027
新制度の施行期限
3
特定技能1号到達までの年数
A1 / N5
渡日前の日本語水準
政策論文草稿・レビュー中

特定技能82万人の受入枠と16分野:バングラデシュの現在地

2024年3月29日、閣議は2024〜28年度の特定技能1号の受入見込数を82万人と定め(前5年間の34万5,150人の2倍超)、自動車運送・鉄道・林業・木材産業を加えて16分野とした。バングラデシュは2019年に協力覚書を結んだが、ベトナム・インドネシア・フィリピン・ミャンマーに比べ送出規模は小さい。原因と対策はいずれも数値で測れる。

  • 需要は倍増した。問題は供給側、すなわち試験に合格する候補者を出せるかである。
  • 特定技能の2つの入口(語学と技能評価試験)はいずれもバングラデシュで受験枠が不足している。

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820,000
特定技能1号の受入見込数(2024〜28年度)
16
分野(4分野追加)
2019
日本・バングラデシュ協力覚書
政策論文草稿・レビュー中

留学生40万人目標と日本語教育機関認定法:バングラデシュの対応

政府は2023年に2033年までに留学生40万人という目標を掲げ、2024年5月には過去最多の33万6,708人に達した。同時に2024年4月1日施行の日本語教育機関認定法により、2029年までに留学生を受け入れられるのは認定日本語教育機関のみとなる。バングラデシュにとって機会は大きいが、学校選びと学生の質が条件となる。

  • 日本は門戸を広げている。2033年目標40万人、現在すでに33.7万人。
  • 2029年以降、認定校以外は留学生を受け入れられない。今日の学校選びが明日のビザ結果を決める。

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400,000
留学生受入目標(2033年)
336,708
在籍留学生数(2024年5月)
2029
認定校以外の受入終了期限
政策論文草稿・レビュー中

渡日前に備える:バングラデシュ人学生のための国家的な渡日前基準

在日学生が日々直面する問題(語学、アルバイトの規則、住居、保険、送金、法令)の多くは渡日前に教えられる。BSSAJの経験、JEJCの到着後12サービス、大使館セミナーをもとに、政府がすべての留学コンサル事業者に義務づけうる6項目の渡日前基準を提案する。

  • 在日学生の危機の多くは情報不足に起因し、情報は渡日前に与えるのが最も安価で効果的。
  • 週28時間、正規送金、保険、賃貸契約。この4点を知らずに渡日すればビザも将来も危うい。

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6
基準の構成項目
28h
週の就労上限(基準の中心)
12
基準の基礎となるJEJCの到着後サービス